
この気持ちわかります。僕も最初は論理的な文章はかけなかったです。けど、分かりやすい文章には、構成が大事ってわかったら、少しはいい文章がかけるようになりました!
文章のコツは、構成です。文章上達3つの型を学んで、分かりやすい文章を組み立てていきましょう!
今回、紹介する文章上達3つの型
- PREP法 → 本文作成に便利
- SDS法 → 商品やサービスを紹介するときに便利
- DESC法 → リード文作成に便利
目次
「文章上達3つの型」の前に「守破離」の心構え
「文章上達3つの型」の前に「守破離」という心構えを身に付けることが、いいと思います。守破離とは、学びのプロセスを3段階に表しているものです。これを意識するだけで、これから紹介していく「文章上達3つの型」がより実践的に身に付きます。
- 守:教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階
- 破:自分にあった、より良い型を見つけ、既存の型を段階
- 離:新しく何かを生み出す段階
守破離は大変面白く、人やカルチャーが成熟していく過程を表していると思います。例えば、ギターを使うシンガーソングライターを、この守破離に当てはめるとこういったプロセスを歩むことがわかります。
■ギターを使うシンガーソングライターの「守破離」
- 守:好きなアーティストの曲のコピーやカバー
- 破:自分にあったコード進行や歌詞を考える
- 離:自作曲を制作
そして、今回の「文章上達3つの型」では、あなたがこういった守破離のプロセスを歩むことを意識することで、飛躍的に文章をステップアップできると思うので、ぜひ活用してみてください!
■文章上達の型を使うときの「守破離」
- 守:文章の型を守って文章作制
- 破:自分にあったやり方を模索したり、アレンジしてみる
- 離:自分にあった文章テンプレートを作る
文章上達3つの型
- PREP法 → 本文作成に便利
- SDS法 → 商品やサービスを紹介するときに便利
- DESC法 → リード文作成に便利
今回、紹介する3つの文章構成法は、ブログ記事のみならず、普段のコミュニケーションにも役立つので、ぜひ、取り入れてみてください。
では、順に説明していきます。
ブログ記事の基本構成をまだ知らない方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ボディコピーに大活躍の「PREP法」
PREP法は、簡単に説得力のある文章を作ることができる文章構成法のひとつです。
- P(Point):結論、主張
- R(Reason):理由
- E(Example):具体例(写真、動画、体験談など)
- P(Point):再び、結論や主張を繰り返す
このPREP法に準じて、文章を作るとこうなります。
- 主張:文章を作るときにPREP法は役に立ちます。
- 理由:最初に「結論や主張」を持ってくることによって、読み手が内容を把握しやすいから
- 具体例:どうです?読みやすいでしょ?
- 再度主張:だから、記事を書くときにPREP法を取り入れるといいです!
旅ブログ系ならば
- 主張:初めての海外旅行はハワイがオススメ!
- 理由:首都のホノルルは、日本人の観光客が多く、日本人慣れしているので過ごしやすいから
- 具体例:現に、英語が苦手な僕が行ったけど、そんなに不自由なく楽しめた!(体験談)
- 再度主張:だから、初の海外旅行ならハワイがオススメ!
PREP法は、最初に結論や主張を持ってきて、理由で説明して、具体例を出すことにより理由を補強し、最後にまた結論や主張を述べることによってストーリー的な展開を生み出しているので、読み手の頭にスムーズに入ってきます。
具体例の部分には「写真、動画、体験談」などを、その伝えたいことによって変化させるとなおよしです。
商品やサービス紹介に重宝する「SDS法」
SDS法は、同じ内容を3回詳細のレベルを変えて伝える文章構成法のひとつです。3つの異なる視点で伝えることにより、よりわかりやすくて物事を伝えやすくなります。
- S(Summary):モノやサービスの要約、概要
- D(Details):詳細な説明
- S(Summary):全体のまとめ
では、早速SDS法を使って、文章を組み立ててみましょう!
■Canvaとは
- サービスの要約:Canvaとは、オンライン上で使えるデザインツールです。
- 詳細:無料版と有料版がありますが、無料版でも、様々なデザインを加工したり、写真やアイコン素材を使用して、ブログのアイキャッチ制作もできたりします。
- 全体のまとめ:今までのデザインツールは、パソコンにダウンロードしないといけないものでしたが、Canvaはネット上で画像の編集ができるので、パソコンの容量がきになる人に特にオススメです。
紹介するモノやサービスを知らない人に効果的に伝えることができます。ちなみにCanvaの詳細はこちらの記事をどうぞ!
具体例をもうひとつ
■Gopro
- モノの要約:Goproは、小型で万能なアクションカメラです。
- 詳細:防水性で広角なGoproは、様々なマウントを組み合わせればマリンアクテビティに驚くほど最適です。
- 全体のまとめ:旅行の時にも邪魔にならない携帯性で、防水性でタフなこのカメラは、旅行での海遊びを思い出に残すのに一役買ってくれます!
商品紹介にも使いやすく便利です。ちなみにGoproが気になった人は、こちらの記事をどうぞ!
リード文作成にうってつけ「DESC法」
DESC法は、パターンがいくつかあるのですが、今回は記事を執筆に役立つバージョンを選びました。優しく自分の意見を主張できるので、記事のリード文作成に役立ちます。
- D(Describe):取り上げたい事柄を客観的に描写する
- E(Express):その事柄に対する自分の気持ち
- S(Specify):解決法を提案する
- C(Consequences):提案が実行された時とされない時の結果を伝える(本文)
では、こちらも早速、例題です!
■手が小さくてアコギを諦めた女の子
- 事柄:女の子「手が小さくて、アコギのFコード抑えられなくて、アコギ諦めちゃいました。」
- 事柄に対する自分の気持ち:手が小さいからって理由でアコギを諦めるのはもったいない。音楽はとても魅力的だし、楽しいもの。歌いたい気持ちがあるならやるべき!
- 解決案:通常のアコギだと、ネックの幅が広いから。ひと回り小さいミニギターを使ってみたら?
- 結果(本文):いくつかのミニギターをピックアップ。そして、ミニギターを購入して、アコギ生活を楽しんでくれたら、嬉しい。(解決案が飲まれなかったら、新たに解決案を再提示)
【事柄】女の子の気持ちを描写して、【それに対する自分の気持ち】ここで事柄に対する自分の気持ちを把握することによって、次に来る【解決案】の提示をより親身になって打ち出せます。(←ここまでをリード文に)
そして、解決案の具体的な内容【結果(本文)】を、ボディコピーのコンテンツ本文に書いていくことにより、起承転結した文章を書くことができます。
次に、本記事の仮リード文です。
■ブログでわかりやすい文章が書きたい
- 事柄:「なかなか、相手に伝わる文章が書けないし、論理的な文章が書けない」
- 事柄に対する自分の気持ち:わかります。僕も最初は論理的な文章はかけなかったです。けど、分かりやすい文章には、構成が大事ってわかったら、少しはいい文章がかけるようになりました!
- 解決案:文章のコツは、構成です。文章上達3つの型を学んで、分かりやすい文章を組み立てていきましょう!
- 結果(本文):当記事のコンテンツ文
DESC法の型にならってのリード文、なかなか上手くできたのではないでしょうか?この文章構成法では、「想定読者」をより明確にすることによって、本領を発揮します。ですので、いま一度振り返ってみましょう。誰に伝わる文章を書きたいのかを。
まとめ
文章をわかりやすく伝えるコツは、「想定読者」に「何(メッセージ)」を「どうのように(文章構成)」伝えるかによって、言葉の届く距離が変わってきます。
まずは、基本に忠実に再現してみて、それから自分なりにアレンジして、自分にあった型を作ってみる。あとはそれぞれを組み合わせて、自分なりの文章のテンプレートを作り出せると安定して、わかりやすい文章を書き続けられるので、ぜひ、今回紹介した「文章上達3つの型」で楽しんでみてください!
関連記事 【日記じゃダメ!?】ブログ記事の書き方と記事構成を学ぼう!