
ブログの記事を書くのは日記を書けばいいのか。これは半分正解で半分不正解です。ブログ記事を書く際は、自分の体験談を踏まえながら、人の役立つ情報を入れる。これが僕の中での正解だと思っています。
「ブログ ≒ Webメディア」今回このキーワードを深掘りしながら、ブログ記事の基本構成を説明していこうと思います。
目次
ブログ記事の書き方(日記との違い)
✖︎ ブログ ≒ 日記
◯ ブログ ≒ Webメディア
まず、最初に意識しないといけない大切なことは「ブログは日記ではなく、あなたが運営するWebメディア」ということ。
「ブログ」というと、日記的なイメージが多いと思います。それは芸能人が多く書かれている「アメブロ」の影響などがある思います。
しかし、日記は、それを書く個人のブランド性やトレンド性に大きく影響しますので、個人日記を一般人が書いても、ブログにアクセスがあることは少ないということです。
例えば、僕が日記を書くとして
■日曜で晴れ!サーフィン日和
今日は、日曜日!しかも、ピーカン(快晴)!サーフボードを車に突っ込んで、湘南でサーフィンしてきました!やっぱり、日曜は人が多くてかなわない笑!
波は、モモ腰くらいで凄く楽しめました。サーフィン終わりは近くのカフェで、まったりコーヒータイム。これが人生の至福の時間なんだよね! カワバンガLifeに幸あれ!Peace!!
みたいな日記を僕が書いても読まれないんですよね。(苦笑)これが有名なプロサーファーさんだったり、モデルさんや俳優さんだったら、ファンの方が読んでくれますが、中々、一般人の方がこういった日記を書いても、読まれることが少ないのが現実です。
しかし、「ブログ ≒ 日記」ではなく「ブログ ≒ webメディア」という意識でアプローチをかければ、先ほどの日記もこのような記事を執筆できると思います。
- 日曜サーフィン。湘南で混雑しない穴場サーフスポット5選
- サーフボードを車で持ち運ぶときに便利な道具
- サーフィン終わりに飲む。おすすめコーヒーを3つ
- 湘南のビーチ近くにある美味しいカフェのまとめ
やたら、サーフィン寄りの記事タイトルになってしまいましたが、この記事タイトルに沿った記事執筆をされば、先ほどの「日記記事」よりだいぶ読まれやすくなったと思います。
では、次に「日記記事」と「ブログ記事」の具体的な違いを見ていきましょう!
「日記記事」と「ブログ記事」の違い
- 日記記事 → 主観的な感想
- ブログ記事 → 主観的な感想+客観的な目線+想定読者
「日記記事」は、自分の主観的な感想の範囲で終わりですが。「ブログ記事」は、それに「客観的な目線」と「想定読者」が追加されます。
特に重要なのが「想定読者」です。
この「想定読者」を決めることが「日記記事」と「ブログ記事」を分けるキーパーソン。そして、読まれやすい記事を作る上で大切になってきます。
重要なのは「想定読者」
なぜ、「想定読者」を決めることが大切なのか。理由は2つあります。より親身な記事を書きやすくなる。もうひとつは、記事のアイディアが浮かびやすくなる。この2つです。
- より親身な記事を書きやすくなる
- 記事のアイディアが浮かびやすくなる
- 日曜サーフィン。湘南で混雑しない穴場サーフスポット5選
- サーフボードを車で持ち運ぶときに便利な道具
- サーフィン終わりに飲む。おすすめコーヒーを3つ
- 湘南のビーチ近くにある美味しいカフェのまとめ
先ほどの具体例で挙げたサーフ記事タイトルですが、この「想定読者」は、「僕」です。「僕」を「想定読者」にするとこういった人物像をリストアップすることができます。
- 男性
- サーフィン好き
- サーフィンをする時は湘南
- コーヒー好き
この「僕」という「想定読者」には、先ほどのサーフ記事が「読まれるんだろうな」ってイメージがつきますよね。そして、その「想定読者」に向けてより親身で細かな気遣いのある記事を執筆ができると思います。
さらに「想定読者」に向けて、「オススメしたいこと」や「提案したいこと」などを思い浮かべることによって、新しい記事案の構想を練ることもできます。
では、少し「想定読者」について深掘りしていこうと思います。
「想定読者」の決め方
読者などのターゲット選出するのに「ペルソナ」を選定する。というものがありますが、始めのうちは、こういったややこしいものは抜きにして、簡単な決め方が2つあります。それが「過去のあなた」と「身近にいる知っている人」です。
- 過去のあなた
- 身近にいる知っている人
過去のあなた
まず、ひとつが「過去のあなた」。これは「現在のあなた」と「過去のあなた」のギャップについて、文章を書いていくことになります。
しかし、意外にも。この「過去のあなた」に向けた文章は難しかったりします。そもそもに「過去のあなた」自体が曖昧な記憶になってる場合が多く、結構、自分よがりの文章になってしまうことがあります。
対策としては、「過去のあなた」の情報をリストアップして、ライティングするとスムーズに進めると思います。
身近にいる知っている人
僕は「身近にいる知っている人」こっちをベースに文章を組み立てていくのが最初はやりやすいと思います。なにより、「知っている人」なので、親身な記事を書きやすいですし、細かな部分が行き届いた文章が書きやすいと思います。
■身近にいる知っている人
- 家族
- 兄弟
- 友人
- 先輩、後輩
- 知人など
日記記事とブログ記事の違いを改めてみると、こういったことがわかります。
- 日記記事 → 自分
- ブログ記事 → 想定読者
ブログは「Webメディア」という意識を持って、「想定読者」に価値のある情報を発信していきましょう!そして、次にその「Webメディア」を作るに必要な記事の基本構成はどうなっているのかをみていきましょう。
ブログ記事の基本構成
- トップコピー:記事タイトル+リード文
- ボディコピー:見出し+コンテンツ本文
- ボトムコピー:まとめ+CTA
ブログ記事の基本構成はこの3点を中心に分けて作られています。では、順にみていきましょう!
トップコピー:記事タイトル+リード文
まずは、「記事タイトル」。これがしっかり出来ていないと記事そのものがクリックされないので、コンテンツ内容に適したタイトルをつけましょう。検索流入を狙ったSEO対策では、キーワードもちゃんと含めることが大切です。
続いて、「リード文」。これは「映画の予告編」や「本でいうあらすじ」にあたります。その記事がどういったものであるかや、どういった悩みなどを解決するかなどの説明を行います。
記事の入り口なので、大切な部分です。
ボディコピー:見出し+コンテンツ本文
ボディコピーは、当記事でいえば「ブログ記事の書き方(日記との違い)」や「ブログ記事の基本構成」の部分がボディコピーにあたります。
トップコピーの内容にちゃんと答えを出すのがボディコピーの大切な役割です。
ボトムコピー:まとめ+CTA
ボトムコピーは、ボディコピーの総括であったり、その記事で言いたかったことをまとめなどを行う部分です。
そして、CTAとは、Call to action(=行動喚起)の略です。その記事を読んでくれた読者の方に次にどうして欲しいか促す場面になります。その記事に関連した「読んでほしい記事」があれば内部リンクを貼れば読まれる可能性が高まります。
以上の3つのポイントを守りつつ、記事の執筆を行うのがとても大切になってきます。
まとめ
今まで、日記記事を書いていた人も少し目線を変えれば、すぐにでもブログ記事を書くことが出来ます。「誰に届けたい記事」なのか。これを意識するだけで「届く先」が変わってくるのが面白いですね。
日記的な役割を望む方はSNSを日記ベースに。ブログはメディアと区切って運営していくのがいいと思います。
今回、紹介したブログ記事の基本構成は、基本の基本で、とても大切な部分です。これをベースにブログ運営を頑張っていきましょう!