

今回は台北からバスで行ける野柳地質公園という観光名所に行ってきたので、その様子をシェアしていこうと思います!
本記事の内容
- 「野柳地質公園」への行き方
- 「野柳地質公園」の様子
なぜ、野柳地質公園を選んだのかというと、台湾に行ってやりたかったことの一つであるサーフィンが今回は出来そうにもなくて、でもどうしても海に行きたくて、『台北観光地』で調べていたらここ野柳が出てきて、なんだか絶景ポイントそうだったから。
という...単にそれだけでした笑!
目次
野柳地質公園てどんなところ?

そもそも絶景ポイントそうだけど、何があるの?ということで、調べてみるとたくさんの情報が出てきます。
人気の観光地なんですねぇ!
.....とまぁ調べると細かく説明も出てきますので、私はあまり説明しません!
要は、潮風や海のしぶきで岩が削れて幻想的な風景になった。と私は解釈しました。
そして、その一つにクイーンへッドと呼ばれる気品漂う嬢王様のように見える岩がある。ということですねぇ。
正直私は岩より海が見たいだけ!笑
■場所:Googleマップにて
野柳地質公園への行き方

さてさて、問題は行き方です!
土地勘が全くなく、台北超初心者の私に辿り着けるのか!という難題です。
色々調べてネットを頼りに行くのみ。
☆台北駅の北東に『國光客運台北車站』という建物があります。そこから國光客運の1815のバスに乗って約1時間〜1時間半。
とネットで調べると出てきます。
正直、初心者の私は『國光客運台北車站』探すのも一苦労です!泣
みんな簡単に説明するけど、まずその建物に着かないよ〜泣
と、迷子状態になったので、私と同じように土地勘無いとすぐ迷子になる方のために以下の方法を実践してみてください。
私がやってみたこと。
- 地上に出て『國光客運台北車站』という建物の位置確認。
- 地下に入って案内標識を探しながらGoogleマップも開きながら進む。
- どんな建物なのかあまり想像しない方が良い。(想像と違うものが出てくるから。)
この3つ。え?こんなこと?と思うかもしれませんが、地上に出て位置確認は結構役立ちます。
Googleマップは「もう神様ですか?」というくらい崇拝しました。
「どんな駅かな〜どんな建物かな〜」と自分が今までいろんな場所で見てきたもので想像していると度肝抜かれるのがさすがと言った感じ。なので、想像はあまり膨らませない方が良いと思います。
最悪タクシーという手もありますが、いくら安いと言っても、片道1時間半をタクシーに乗るお金も無ければ、そんな長時間一人で乗るのも怖いもん!!
と思い、とにかくバスに乗らなければこのミッションはこなせない、と鬼気迫る勢いで探しました。
台北駅の中をあちらこちらフラフラしながらも、建物には着けました。
土地勘なくて着けますよ、皆さん!
歩いていると突然バスターミナルのような場所が現れます。バスがいくつか停まっていてどれに乗ればいいのか分かりませんでした。
なので、建物の中に入って電光掲示板を見て、不安であればインフォメーションで聞いた方がいいと思います。
インフォメーションの方は親切に優しく教えてくれます。
写真右側に見えるのがインフォメーション。
そして奥の壁に1815と書いてあるの分かりますか?
これです。
ここに並びましょう!
外にバスが止まっていたら、乗っていいのか聞いた方がいいです。
まだ人が並んでるから自分も並んで待っていよう、と思っていたらいつのまにかそのバスが出発してしまった、という事が起こります。というか、起きました。
私は1本乗り損ねたのです。
でも、大丈夫!10分〜20分間隔で次々とバスが来る!
バスが豪華

この金山方面行き1815バス、割と大勢の方が乗ります。
乗り物酔いしやすい私はなるべく前がいいと思っていたので、水面下で争奪戦。笑
席は自由席なので早い者勝ちです。
中はこんな感じ。↓
高速バスという感じで、街中を走るバスとは違くて、リムジンバスというような感じ。
なんと、USBの差込口もあるので、携帯もWi-Fiルーターもモバイルバッテリーも充電しまくり!これ、旅先ではかなり助かりますよね!
食べたり飲んだりも自由!これで96元は安い!!
乗り方は悠遊カードを持っていたら乗る時と降りるときにカードをかざす機械があるので、ピッと鳴るようにかざすだけ。
■悠遊カードについては、こちらの記事を参考にしてみてください
もしカードを持っていなかったら、インフォメーションで聞くといいでしょう。
そして、バスが走り出し、街中を抜け、少し田舎のような景色が見えてきたところで睡魔が。。。こういう時は素直に寝ます。笑
知らない土地でバスに乗っていて自分がいつ降りるのか、今どこにいるのか知る方法

実は、私はこの日の朝も迷子になっています。
友達は、私より早く会社に行くため、鍵を借りていて、友達がお昼休憩の時間に合わせて友達の会社まで鍵を返しに行ったのです。
そして、その会社から台北駅までもバスで移動したのですが、そのバスは電光掲示板が壊れていて次の駅がどこかが表示されず、アナウンスだけが頼りでした。
そして、案の定私は台北駅のアナウンスが聞き取れず、終点まで行ってしまったのです。
運転手は女性の方で、ボケーッとしていた私に大声で「終点だよ!」と言ってきました。
慌てて降りると、どこだかさっぱり分からない見知らぬ土地。←当たり前。
まぢかよ〜と凹みながら、台北駅に行ってくれるバス停を探しながら歩くも、右へ行くのか左に行くのか前に行くのか後ろ...はなぜか行き止まりで道がない。
どこへ行けばいいのか分からない私は勘でフラフラと歩き、出てくるバス停に台北駅の文字があるかどうか確かめながら歩き続けました。
10分ほど歩いて、一か八かで乗ったバス。
バスに乗りながら友達にそれまでの経緯をメールすると、Googleマップ開きながら乗ってた方が良いよ!教えてもらい、なるほど!と到着を台北駅に設定し、Googleマップを見ながら乗りました。これは便利、というか安心!
あと、だいたいどのくらいで着くのか分かるからいいですね!
これと同じで、野柳に行く時もGoogleマップを開きながら位置確認をしていました。
ただ、ずっと開いていると充電の減りが猛烈に早いので、ちょこちょこ開いたり閉じたりをしていました。
そして、寝落ちする前にアラームをセットします。あと、だいたいどのくらいか調べたら、それより少し早くアラームをセットします。
が、音が鳴るのは迷惑なので、振動だけにセットしておきます。
ただし、これは少しの物音や振動だけでも起きれる人に適用ですね。私はすぐに起きるタイプなので、振動が起き☻れば目が覚めます。
でも、この方法はかなり役立ったので、ぜひ活用してみてください。
そんなこんなで、セットしてから寝ました。
【注意!】wi-fiルーターは無敵ではない

Wi-Fiルーターを借りるさいに、台湾や中国に指定すると、『Wi-Fiが届かない地域があります』と注意書きに書いてあります。
「まだ、田舎の方に行くとWi-Fiが使えない所があるんだな〜」と人ごとのように読んでいました。
そして、今回はまさかのWi-Fi届かない場面に遭遇したのです!
睡魔に襲われて寝落ちした私は、アラームの振動の前に、ガタガタッと強く揺れた衝撃で目を覚ましました。
どうやら山道に突入したようで、バスが右往左往して揺れ始めたのです。
乗り物酔いが激しい私は、内心「なんで山を越えるまで寝なかったんだ」と悔やんでいました。
山道での乗り物酔いは辛いですよね。でも、酔い止めを飲んでいたおかげか、知らない土地での緊張のせいか、酔わずにすみました。
そして、時々Googleマップで自分の位置確認をしていると、途中からWi-Fiのマークがつかなくなってしまったのです。
ちょうど山を登っている時位から。
おぉー遂にWi-Fi使えなくなった!これが注意書きにあった『使えなくなる地域がありますってやつなのか!』と驚きました。が、山を越えて下り始めると途中からまた使えるようになったので、特に問題はありませんでした。
バスが着いてから
地図と時間を見ながらそろそろかなぁと今度は乗り過ごさないように気を張り詰めていました。
高速バスなだけあって、今度はしっかり文字が流れるので見ていると、【野柳】の文字が流れて来ました。
ここで合ってる?!本当に合ってる?!とドキドキしながらも、割とたくさんの方が降りる準備をしだしたので、お、皆んなも行くのか!と安心して野柳で降りました。
とういうことで、なんとか無事に野柳到着できました!
帰りのバスの時刻表は先に確認

降りると皆んな早々と色んな方向へ散っていってしまいました。
「なぜ、皆んな違う方向へ....?」と思いましたが、まぁそこは置いといて。
私が旅行に行った際によくやる事が、バスや電車の本数が少ない地域に限り、先に帰りの時刻表を確認しておく事です。
観光地の最終バスとかって結構早い、というのが印象的です。
もし乗り遅れたりしたら....日本ならタクシー会社に電話して来てもらうことが可能かもしれませんが、言葉も通じない国でそんな事になってしまったらタクシーも呼べず、途方に暮れてしまいますから。
帰りの時間はざっと見ておく事にしています。
野柳地質公園

天気はあいにくの曇り空時々雨。
海側なだけあって、風もビュンビュン、寒かったです。
バス停を降りて周りを見渡すと、あたかも公園方向へ呼んでいるのではないか、という看板が見えます。
歩いていくと漁港があります。
ファミリーマートもあります。
さらに歩くと、観光バスがたくさん止まれるロータリーがあります。
そしてついに入り口発見!
おぉー!長かったー。そして本当に曇りすぎて。。台北市内は晴れて暑かったのになぁ。
と思いながらも公園に入るためにはチケットが必要なのでチケット売り場へ行き買います。
チケットは英語もカタコトな中国語も大丈夫でしたので、ご安心を!
公園の中で見られる珍しい岩の看板。
なんだかスケールがデカイ。
沢山の岩がある!

海が見えるまでの途中の道にもチラホラと岩があったりしましたがなんだか写真も撮らずスルーしました。笑
そして、風がビュンビュン吹く中ついに海ー!ドヨーン。。。笑
キノコ岩が沢山見えて来ました。
時間の関係で一番奥まで行ってません、ちょうど半分位までです。
下に降りていくと結構ギリギリまで行けます。
行きすぎると危ないので、ここまでですよーっというテープが簡易的にペタッと貼り付けられています。
誰かがずらしたらどうなるのかなと思いました。
この模様も自然にできたもので珍しいのだとか。。
ポコッと何か出ている!
ズーム!!
岩の上に岩!!これはなんだか可愛い!これも自然にできたのだとしたら結構すごいかも!
野柳地質公園の名物「クイーンヘッド」

そして、そして、ついにクイーンヘッドです!!
やっぱり、クイーンと撮るとなると長蛇の列ができていて、並ばないとツーショットが撮れないようでした。
皆んなに見られてる中でポーズを決めて撮って貰うのが少し恥ずかしくて、クイーン単体で撮らせていただきました。
それがこちらです!
わー!!!!骸骨!!!
骸骨....素直な感想言ってすみません。
コレは完璧に撮る側の腕の問題だと思います!角度とかね、色々。
カメラの腕がない人が撮るとこうなる可能性有り!という良い例ということで。
私もコレが撮れた時はビックリしました!
皆んなが載せてる写真と別物だと思って思わず他に本物のクイーンヘッドがいるのでらないかと探したくらいでした。
裏側からも撮ってみました。↓
もはやなんだろう。
.....考え込んだ結果、あの長蛇の列が出来ているところを見てみると、ここに立って下さい的な足のマークが地面に描かれているではないですか!
多分そこに立って撮ると、まさに『クイーンヘッド』の名にふさわしい写真が撮れるんだ!と気づきました。
なので、クイーンの写真が撮りたい場合はぜひ列に並んで撮ってみてください。
公園の清潔さ

こんな感じで、公園の中は結構広くて見ながら歩いているとあっという間に時間が経過します。
一つ気になったのは、地面にぼこぼこ空いた穴の所に人毛が溜まりまくってること....。
毎日たくさんの観光客が来て、たくさんの人が歩いているのだからしょうがないのかもしれませんが。
日本の観光名所でこんなに沢山の人毛が落ちているのは見たことながないなぁ、日本て凄いな、とつくづく思いました。
公園の係りの人はあちこちにいるのですが、多分立入禁止区域に入らないように、皆んなの安全性などを見てくれている気がします。
公園を綺麗な状態に保つのも大変なのかもしれないですね。
戻る

次の観光地にも行きたかったので、30分ほどの滞在で体も冷えて来ましたし、戻る事にしました。
帰りの案内ルートに従って歩いていると、お土産やさんがズラーッと並んだアーケードに出ました。
よく出来ている!案内表示に従って歩くと自然とこの通りに出るようになっている...お土産は主に海産物でした。
日本にもありそうな無さそうな。あまり興味がなかったのでスルーしました。
バス停へ向かって元来た道を歩いていると、タクシーの運転手さんに声をかけられ、「相乗り相乗り!!」と言われました。
相乗りしてくれる人が誰かいるのか?と思い辺りを見回しましたが誰もいません。
相手が見つからないと割り勘できないからめっちゃ高くなるから意味ないけど〜!と思い、相乗りしてくれる相手を待っている時間もなかったので、「不要 bùyào」ときっぱりお断りして、バス停へ向かいました。
バスは15分くらい待って来ましたが、なんと帰りは普通のバス!!
帰りも沢山の人が乗って来ました。
顔が濃いいい、烏來の人?と思うほど濃いい顔の若い方々。でも、聞いていると日本語でも英語でもないような。。どこかの国から出稼ぎに来たのかな?という感じでした。
帰りのバスは普通のバスなので揺れに揺れまくって寝れたもんではなく、酔わないように必死に他の事を考えていました。
この日の服装

台北市内にいた時の天気予報は晴れのち曇り。気温25度。
半袖TシャツにUNIQLOのブロテックパーカーみたいな名前の暴風のウィンドブレーカーみたいな。笑
更に鞄の中にカーディガンを仕込んでおきました。
台北に居た時は汗ばむほどの暑さでしたが、海側なだけあって海風を浴びると寒い。。
寒がりな私はとても辛かったです。
まとめ
野柳地質公園の中にある潮風や海水で削られた?自然な形の幻想的な岩の数々。
「これは神奈川県の三浦にもある!」なんて思いましたが、誰にも言いませんでした。でも、野柳公園にしかない形の岩も沢山あるのには間違いありません。
行って損は無いと思いますので、ぜひ皆さん行ってみてください!私は岩よりも、知らない土地で一人で目的地に着いて、観光出来たことが何よりも嬉しかったです。
台湾旅行初心者の皆さんも一人で行って帰ってこれたら一生忘れられない思い出に残ること間違いないと思います!
ぜひ、青い海を見て、角度に気をつけてクイーンヘッドと写真を撮って来てください!
再见。谢谢您!