
昨今、Uber Eats のようなフードデリバリーサービスが増えてきました。
それに伴い、Uber Eats の配達パートナーをやってみたいと興味を持つ方も増えてきています。配達パートナーはどういった仕事内容なのか、報酬はどのように決まって、どのように支払われるか、Uber Eats 配達パートナーの経験を持つ僕がわかりやすく解説します。
本記事の内容
- Uber Eats とは
- 配達パートナーの仕事内容
- 配達パートナーの報酬内容
自由度がかなり高いお仕事になっていますが、それなりのデメリットもございます。今回はそれらを踏まえ、Uber Eats 配達パートナーがどのようなお仕事なのかを紹介していきます。
目次
Uber Eats とは?
そもそも、Uber Eats とはどのようなサービスかを簡単に説明します。
Uber Eats は、Uber Eats に加盟しているお店に料理の注文して、その商品を配達パートナーが配達先まで運んでくれるフードデリバリーサービスです。
フードデリバリーサービスは、最近成長が著しく、Uber Eats 以外にも、出前館やmenu、DiDi Foodなどたくさんの企業が市場に参入してきています。
まだ、Uber Eats を利用してないで配達パートナーに興味ある方は、一度、Uber Eats を利用してみるといいでしょう。Uber Eats は注文者にアプリを通して、配達パートナーの動向をチェックできるようになっています。
一度、注文者側を経験しておくことで、どのように注文サイクルが回っているかイメージしやすくなるので、のちのUber Eats 配達パートナーとして役立つと思います。
fa-arrow-circle-rightUber Eats の注文の仕方や登録をわかりやすく説明します【自宅にいながらお店の料理を注文しよう】
Uber Eats 配達パートナーの仕事内容
- 注文者がUber Eats アプリで商品を注文
- お店側が商品を作り、配達パートナーがお店から商品を受け取り、指定された住所まで運ぶ
- 注文者に商品を受け渡す
Uber Eats 配達パートナーは、お店から商品を受け取り、指定された住所まで商品を運び、その商品を注文者に渡すまでが仕事内容になっています。
配達パートナーとして出勤する方法
Uber Eats 配達パートナーの出勤方法もすごく簡単です。
Uber Eats 配達パートナーの登録を済ませ、あとは専用のアプリで「出発」ボタンをタップするだけでいつでもUber Eats 配達パートナーとして稼働することができます。
- 出勤方法①:Uberドライバーアプリを起動させ、「出発」ボタンをタップ
- 出勤方法②:マッチングしたら、商品をお店に受け取りに行く
Uberドライバーアプリを起動して、「出発」ボタンをタップするだけで、対応エリアであれば、いつ何時に働こうか自分で決められるのがUber Eats 配達パートナーの自由な働き方と言われる由縁です。
Uber Eats 配達パートナー登録は、上記のアプリで登録したり、公式サイトで配達パートナー登録をすることができます。
fa-arrow-circle-rightUber Eats 配達パートナー登録の公式サイト
配達パートナーになるのに必要な提出書類
Uber Eats 配達パートナーになるには、配達するときに使う車両を登録する必要があります。
自転車で配達する場合は、提出書類は少ないですが、原付や125ccを超えるバイク、または軽貨物車両によって必要な書類が変わってくるので、下記でお確かめください。
登録車両 | 必要書類 |
---|---|
![]() 軽貨物またはバイク(125cc超) |
・18歳以上 ・運転免許証 ・自動車検査証(車検証)または軽自動車届出済証 ・自動車損害賠償責任保険の証明書 ・任意保険または共済保険の証明書 ・ナンバープレートの写真 ・プロフィール写真 |
![]() |
・18歳以上 ・運転免許証 ・自賠責保険証 ・ナンバープレートの写真 ・プロフィール写真 |
|
・18歳以上 ・身分証明書 ・プロフィール写真 |
提出する書類は、Uberドライバーアプリか、公式サイトで行えます。アプリの方が必要な写真を撮影してアップロードするだけなので、手間がかからず楽ちんです。プロフィール写真もスマホで撮影可能です。
125ccを超えるバイクは、緑ナンバー申請が必要なので、緑ナンバーを取得しておきましょう。管轄の運輸支局輸送窓口にて以下の書類を提出するだけで、緑ナンバーに変更できます。
fa-arrow-circle-right【Uber Eats 配達パートナー】125cc超のバイクを緑ナンバーにする手続きの方法
- 貨物軽自動車運送事業経営届出
- 運送料金設定届
fa-arrow-circle-right全国運輸支局
また、一度車両登録すると、変更するのに時間がかかります。
例えば、自転車と原付の両方を持っている場合、配達に使う車両で登録しましょう。配達するのは原付で、登録を自転車にしておくのは、Uberドライバーの規約に反しているので、見つかった場合、最悪アカウントが永久停止になってしまうことがあります。
しっかり、稼働する車両を登録しておきましょう。
fa-arrow-circle-rightUber Eats 配達パートナーの登録方法の流れと必要な書類
配達パートナーとしてその他に必要なもの
- 銀行口座
- スマホホルダー
- Uber バッグ
その他に配達パートナーとして、最低限必要なものをピックアップしました。
銀行口座は、Uber Eats から報酬を受け取るのに必要です。自転車やバイクで配達する場合は、車両に取り付けられるスマホホルダーを購入しておきましょう。スマホ片手に配達するのは非常に危険です。
Uber バッグは、商品を入れるUber専用のバッグです。元々は、Uber Eats のサポートセンターで受け取ることができましたが、コロナの影響で現在はアマゾンで購入(4000円)することになっています。
fa-arrow-circle-rightAmazonのUber バッグ購入ページ
fa-arrow-circle-rightUber Eats 配達パートナーが揃えておくと便利なグッズを紹介します【最低限必要なアイテム】
配達パートナーの仕事の流れ
- ①配達の準備
- ②Uberドライバーアプリを起動
- ③お店からの「配車リクエスト」を受ける
- ④お店から商品を受け取る
- ⑤注文者の家に向かう
- ⑥注文者に商品を渡す
配達パートナーの仕事の流れはこのようになっています。シンプルでわかりやすい仕事内容なので、より効率的に配達回数を増やすことが収入に直結していきます。
仕事内容の詳細は、こちらの記事を参考にしてください。
fa-arrow-circle-rightUber Eats を初めて配達するときの具体的な流れと注意点
Uber Eats 配達パートナーの報酬の支払いはどのように行われるのか
配達パートナーに支払われる報酬は、週単位で支払われます。
- 月曜日の午前4時が配達報酬の締め日
- 翌週の水曜日あたりに入金されます
配達報酬の支払いは、月曜日の午前4時が締め日となり、次の週の水曜日あたりに支払われます。この「水曜日あたり」というのは、Uber Eats からの支払いは海外銀行から支払われるので、海外で祝日や休日に当たる日程の場合、前後1日ほど入金のずれがあります。
Uber Eats の報酬は「給料」ではないというお話
Uber Eats と配達パートナーは、雇用されたアルバイトの関係ではなく、個人事業主として、配達を業務委託されている関係です。
(報酬は時間、地域、プロモーションによって異なります)
給料とは、会社で働く会社員などが労働の見返りとして、事業主から支払われるすべてのもの(諸手当を含む)と定められています。
労働基準法などの労働法では「賃金」、健康保険法などの社会保険では「報酬」とも呼ばれます。
会社員が実際に支給を受ける給料では、社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料)、雇用保険料、所得税、住民税などが差引かれており、差引かれた後の給料を手取り給料とも言います。
出典:コトバンク|給料
ですので、Uber Eats で手にした報酬は、課税処理されていないので、ご自身で確定申告をする必要があります。確定申告と聞いて、「めんどくさいなぁ」と思う方は多いでしょう。
しかし、昨今は個人事業主としての働き方も増えてきており、その際には確定申告は欠かせません。これを機会にしっかり確定申告をマスターするのもひとつのスキルアップとして身に付けてしまいましょう。
とはいえ、手書きでレシートなどの経費や報酬の収入を管理するのは、とても大変なので、僕も使っているクラウド会計のマネーフォワードやfreee
といったものを使うとかなり簡単に確定申告できるので、おすすめです。
Uber Eats 配達パートナーのメリット&デメリット
ここで一旦、Uber Eats 配達パートナーのメリットやデメリットをまとめてみます。
配達パートナーのメリット
- 仕事のシフトはなく、好きな時間やタイミングで働ける
- 普段行かないお店や、知らない土地に足を運ぶことになるので、新しい景色をみれる
- 人間関係があまりなく、コミニュケーション疲れしている人におすすめ
- 報酬が週単位なので、お金がすぐに手元に入ってくる
Uber Eats 配達パートナーの最大のメリットは、好きな時間やタイミングで働けることにあります。
それに加え、色々な場所に出向く必要があるので、普段知らない街の景色をみれることでしょう。また、上司などもいないので、気軽に働けるのもメリットのひとつです。
配達パートナーのデメリット
- 自分で必要なものを揃えないといけない(乗車車両や装備品)
- 確定申告が必要
- 上司などがいないので、自分ひとりで仕事を覚えないいけない
- 商品の受け取り先や配達先でのトラブルは自分で対応しないといけない
- フードデリバリーの市場の動き方によっては、報酬単価が下がるかもしれない
配達パートナーをする際に障壁になるのは、確定申告でしょう。
難しいと思われがちですが、手順をちゃんと踏めば、それほど難しいものではないので、今回を機会にぜひチャレンジしてみてください。本ブログでもしっかり解説していきます。
あとは、初めての配達ですね。Uber Eats 配達パートナーには上司や仕事のやり方を教えてくれる先輩がいないので、(知人が配達パートナーをしているなら教えてもらいましょう。)自分で仕事をイチから覚えるしかありません。
しかし、業務内容は難しいことではないので、10回も配達業務を行えば、慣れてくるので、一度飛び込んでみましょう!
【まとめ】
Uber Eats 配達パートナーは、しっかり稼働すれば、アルバイト以上の報酬を受け取ること可能性が十分にあるお仕事です。
個人事業主扱いので、その分色々とやらないといけない業務も増えますが、かなり時間の融通がきくお仕事なので、ぜひ、注文者さまに美味しい料理と素敵な笑顔を配達してみてください。
Uber Eats
朝だけ、夜だけ、土日のみなど、好きな時間に配達パートナーとして働くこともできます。短時間でも OK。個人事業主なので、働く時間やスケジュールを決めるのは自分自身で行えます!
出前館