
キーワードプランナーの検索ボリュームを、詳細に表示するには、一度、Google広告で広告を出稿しないといけません。ですので、最低でも広告予算「200円」がかかってしまいます。
しかし、検索ボリュームの詳細をしっかり把握することによって、より精度の高いキーワード選定が行えるので、ぜひ、一度試してみましょう。
本記事の内容
- キーワードプランナーの検索ボリュームの詳細表示
- Google広告でリスティング広告を出稿する方法
Google広告でリスティング広告を出稿すると、およそ1ヶ月間検索ボリュームが詳細な数字になります。ぜひ、お役立てください。
目次
キーワードプランナーの「検索ボリューム」の詳細を表示する方法
グーグル広告で、リスティング広告(最低200円)を出稿することで、キーワードプランナーの検索ボリュームが上記の画像のように詳細に表示されるようになります。
キーワードプランナーをまだ使っていない方はこちらの記事を参考にしてください。
fa-arrow-circle-right関連記事キーワードプランナーの始め方【Google広告に登録する手順を解説します】
検索ボリュームを詳細表示に必要なこと
- グーグル広告でリスティング広告を出稿すること(最低でも200円分)
- 広告費用がかかってから、24時間以内にキーワードプランナーの検索ボリュームが詳細表示になる
- 一度の出稿で、およそ1ヶ月間、検索ボリュームが詳細表示になる
キーワードプランナーの検索ボリュームの詳細を見るには、お金を払って一度、広告を出稿しなければなりません。
少額というのは、最低でも200円が必要コストになってきます。200円で検索ボリュームの詳細がわかるなら、安いものと考えていいでしょう。
一度、出稿するとおよそ1ヶ月間は検索ボリュームの詳細がわかります。一ヶ月過ぎると、前のように漠然とした数値に戻ってしまいますが、また広告を出稿すれば見れるようになります。
それでは、まず、どのように「検索ボリューム」の詳細が表示されるのかを紹介していきます。
キーワードプランナーの「検索ボリューム」の詳細を表示
過去の指標
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グーグル広告で、リスティング広告が出稿され課金されると、このように「検索ボリュームの傾向」と「月間平均ボリューム」の詳細が表示されるようになります。
月間平均検索ボリュームの詳細表示
「ブログ」というキーワードも以前ではあれば、「10万~100万」という曖昧な数字でしたが、「36.8万」と具体的な数字になって表示されます。
10万から100万の間だとあまりに漠然としていますが、より具体的な数字になればキーワード選定もよりやりやすくなります。
月間検索ボリューム
キーワードの月間平均ボリューム数に、マウスオーバーすれば「月間検索ボリューム」を見ることができます。
月ごとのボリューム数を見ることで、どの時期にそのキーワードのニーズがあるかを把握することができます。
上記の月間ボリューム数のキーワードは「ブログ」なのですが、唯一棒グラフが下がっている11月は少し検索ニーズが減っていることを確認できます。
キーワード候補
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新しいキーワードを発見する「キーワード候補」でも、「検索ボリュームの傾向」と「月間平均検索ボリューム数」を表示してくれます。
キーワード候補を探すのも、検索ボリューム数が具体的であれば、より精密なキーワード選定が可能になります。
グーグル広告でリスティング広告を出稿
リスティング広告を出稿
- グーグル広告アカウントを作った時に作成した広告を使う
- 新規で新しくリスティング広告を作る
簡単なのは、グーグル広告アカウントを作った時に作成した広告を使うことです。停止になっている広告を再開するだけで広告を作成する手間が少なくてすみますが、出稿するキーワードによっては、時間がかかってしまうデメリットもあります。
もうひとつの方法としては、検索ボリュームが高いキーワードで、新しくリスティング広告を作成することです。こちらは早めに広告費を使って、キーワードプランナーのボリューム数の詳細を表示させたい方におすすめです。
それでは、この2種類の方法を説明していきます。
方法①:グーグル広告アカウントを作った時に作成した広告を使う
「グーグル広告」にアクセスし、「キャンペーン」をクリックします。
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「キャンペーン」に移動すると今まで作成したリスティング広告が一覧で表示されます。
予算が「¥200/日」になっているかを確認。なっていなければ変更をかけといてください。そしたら、一時停止のマークをクリックして、有効にします。
リスティング広告を有効化
広告を有効化すると緑のランプになります。
この広告は事前に出稿していたので、すでに予算である200円に達しています。この広告では240円の広告費がかかっています。
予算の200円を超えたら、広告を一時停止にしておきましょう。広告を停止しないと日ごとに広告費が自動的に支払われてしまうので、注意が必要です。
パソコンを使えない場面もあると思いますので、その場合はスマホアプリの「Google広告」からでも一時停止が可能なので、状況に合わせて使ってみましょう。
方法②:新規でリスティング広告を作る
出稿する記事の選び方ですが、検索流入が多い記事を今回のリスティング広告の対象にしてみましょう。上記の注意項目を意識しながら、リスティングする記事を選びます。
僕は今回、「体験・アクティビティ|旅行や週末に遊びやレジャーを予約できるサイト【おすすめ5選】」をリスティングしてみようと思います。
まず、新しいキャンペーンを作成をクリックします。
手順①:キャンペーン(広告)の達成したい目標を選択
今回は、サイトの記事をリスティング広告として、出すので「ウェブサイトのトラフィック」を選択
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キャンペーンのタイプを選ぶ項目が出てくるので、「検索」を選択し、リスティング広告に出す記事のURLを入力します。
手順②:広告の全般設定
- キャンペーン名をわかりやすいものに変更
- 「ディスプレイネットワーク」のチェックを外す
- 地域は「日本」、言語は「日本語」を選択
- 一日の予算費用を「¥200」に設定
- クリック単価の上限を「¥200」に設定
まずは、キャンペーン名をわかりやすいものに変更します。
今回はリスティング広告のみを出稿しようと思いますので、「ディスプレイネットワーク」系の広告は必要ないので、チェックを外しておきましょう。
地域は「日本」に絞りましょう。そうすると言語に「英語」が追加されると思われますので、その「英語」を削除して、「日本語」のみにします。
1日の予算費用とクリック単価の上限を「¥200」に設定しておきます。
手順③:広告グループを作成
広告グループでは、広告を出稿するキーワードを決めます。
キーワード候補を入力すると、右側の欄に「選定したキーワードの平均クリック単価」が表示されます。3~5個ほどキーワードを作っておきましょう。
手順④:広告を作成する
- 見出しを入力
- 説明文を入力
- カスタムパラメータを入力
- 必要であれば、別の広告を作成
- 「保存して次へ」
「広告を作成する」では、リスティング広告の表記を記入していきます。
まずは、見出しと説明文を入力します。次にカスタムパラメータを「ppc=google(任意のパラメータでOK)」と入力します。
テキスト広告は2種類まで、作れるのでA/Bテストを行いたい方は、もうひとつ広告を作成しておきましょう。
手順⑤:広告を公開する
キャンペーン設定に「トラフィックの減少が予想されます。キャンペーンのターゲティング設定を確認してこの問題を修正してください。」と表示されるかもしれませんが。
これは「ディスプレイネットワーク」のチェックを外したことが要因なので、気にせずに「公開」をクリックして、広告の公開に移ります。
手順⑥:広告の確認
広告を公開すると、広告の概要ページに移行します。
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広告は、公開されるまで、「審査中」になるので、この審査が終わると、設定したキーワードでリスティング広告が公開されます。
手順⑦:予算の200円達したら広告を停止
広告の審査が終わると、広告が公開されます。今回、僕がリスティング広告は、5クリックで240円の広告費用がかかりました。
クリック単価の兼ね合いで、予算を少しオーバーしてしまうこともありますが、しっかり予算を決めておけば、それ以上の費用はかからないので安心してください。
ただし、広告は停止にしないと、リスティングし続けるので、予算を超えたら、しっかり広告を停止しておきましょう。
【まとめ】詳細な検索ボリュームでキーワード選定
キーワードプランナーの検索ボリュームを詳細に表示させることによって、より精度の高いキーワード選定を行えます。
キーワードプランナーを活用したキーワード選定のやり方は「キーワードプランナーの使い方【ブログのキーワード選定必須ツール】」を参考にしてみてください。
目標の数値は、明確であればあるほど、目標達成に繋がりますので、ぜひ参考にしてみてください。