
ブログの記事タイトルを付けるコツとして、SNS向けなのかSEO向けなのかで、タイトル付けが少し異なります。
今回の記事は、SEO対策の検索エンジンで、上位表示に必要になる「キーワード選定」と「検索意図」を解説しながら、アクセスアップや検索流入を増やしたい方に役立つ内容をお届けします。
本記事の内容
- タイトル付の基本「キーワード選定」と「検索意図」
- ジャンル別のおすすめタイトルワード
- タイトルを工夫する方法
タイトルを付けるときに悩みがちの方に役立つ内容になっていると思いますので、ぜひお役立てください。
ブログの記事タイトルの付け方【SEO対策向け】
タイトル付けに必要なこと
- キーワード選定
- 検索意図
まず、タイトル付けで重要になってくるのは、その記事は「一体、どういうキーワードで検索流入を狙っているのか」つまり、キーワード選定です。
そして、そのキーワードに対して、しっかり「回答を出すこと」が、検索意図を理解することで大切になってきます。
この2つをしっかり組み合わせることで、SEOに強いタイトル付の一歩につながります。それではひとつひとつ見ていきましょう。
キーワード選定
「キーワード選定」は、この記事はどういったキーワードで検索されるのかを見極めるの必要です。
この記事のキーワード選定は、このようになっています。
記事タイトル | ブログの記事タイトルの付け方【SEO対策向け】 |
---|---|
検索キーワード | ブログ 記事 タイトル(付け方 SEO) |
ボリューム/競合性 | 170/低 |
fa-arrow-circle-right関連記事キーワードプランナーの使い方【ブログのキーワード選定必須ツール】
本記事は、「SEOに強いタイトル付けとは、なんなのか」をテーマに書いています。
そして、その悩みや課題について、検索するキーワードはなんなのか。それを検索キーワードにして、タイトルに含ませることが大切です。
「ブログ 記事 タイトル(付け方 SEO)」が本記事のキーワード選定です。そして、こういったキーワードを抜き出すのに必要なのがユーザー目線に立つ「検索意図」です。
検索意図
「検索意図」とは、「なぜ、ユーザーはこのキーワードで検索したのか」といったユーザー心理を、検索キーワードが読み取ることです。
例えば
→検索意図:ブログの記事タイトルの付け方を探している
→:検索意図:沖縄にある観光スポットを探している検索ワード「沖縄 観光 海」
→検索意図:沖縄にある観光向けの海を探している
このようにキーワードから、検索意図を読み取ることによって、ユーザーが求めているキーワードに対しての回答が明確化するので、よりニーズに沿った記事を制作できます。
記事タイトルのキーワードを考える時は、検索意図を逆に読み取ることです。例えば
→予想検索ワード「ブログ 記事 タイトル」
記事内容「沖縄にある観光スポットの記事」
→予想検索ワード「沖縄 観光スポット」
記事内容「沖縄にある観光向けの海」
→予想検索ワード「沖縄 観光 海」
というような要領です。
なかなか、キーワードが思いつかない方は、こういった関連キーワードを検索してくれるツールもあるので、それらを利用してみるのもいいでしょう。
fa-arrow-circle-right関連記事【キーワード取得】おすすめのサジェストツール5選|SEO対策に役立てよう!
タイトルの文字数
fa-desktop パソコン |
32文字以内を表記 |
---|---|
fa-tablet スマホ |
43文字以内を表記 |
そして、もうひとつ大事になってくるのがタイトルの文字数です。
パソコンやスマホで検索した場合、表示されるタイトルの文字数が異なります。
文字数をオーバーすると「...」と超えた文字数は省略されてします。これは決して表記される文字数の範囲内に納めなければならないということではなく、目安です。
ですので、推奨される文字数を超えても、なんら問題はありません。
しかし、なるべく狙っているキーワードは、タイトルの左側に寄せておくと、省略されないですみますので、SEO対策の観点からすると効果的です。
タイトル付の基本がわかったところで、実際に使えるキーワード例をいくつか紹介していきます。
ジャンル別のおすすめタイトルキーワード
ジャンル①:商品
タイトルの付け方(例)
- 〇〇の使い方
- 〇〇をレビュー
- 〇〇を比較
- おすすめの〇〇
- 人気の〇〇の値段
「商品」は、カメラやガジェット、食品や衣類などといった物のことです。
このワードは、「使い方、値段、比較」などの関連キーワードを含めた検索数が多いので、これらのキーワードをうまく使いつつ、記事タイトルを決めていくといいでしょう。
ジャンル②:サービス
タイトルの付け方(例)
- 無料の〇〇を体験
- 〇〇の使い方を解説
- 〇〇と〇〇を比較
- 初心者でも簡単〇〇の使い方
- 〇〇の種類のまとめ
「サービス」は、メルカリやネットフリックス、Instagram、AdobeなどといったWebサービスが「サービス」の代表的なものになります。「商品」とは違い実物的ではないケースが多いです。
このワードは、「体験、解説、比較、手順、初心者」などの関連キーワードを含めた検索数が多いので、これらのキーワードをうまく使いつつ、記事タイトルを決めていくといいでしょう。
ジャンル③:場所
タイトルの付け方(例)
- おすすめの〇〇のスポット
- 〇〇の名所
- 〇〇のグルメ
- 〇〇のお土産
- 〇〇の費用
- 〇〇の行き方
「場所」は、観光地や人気スポットなどの旅行や案内系キーワードです。
このワードは、「おすすめ、名所、お土産、費用、行き方」などの関連キーワードを含めた検索数が多いので、これらのキーワードをうまく使いつつ、記事タイトルを決めていくといいでしょう。
ジャンル④:オピニオン
タイトルの付け方(例)
- 【〇〇が教える】〇〇の理由
- 〇〇のルール
- 〇〇のヒント
- 〇〇の方法
「オピニオン」は、自分の意見や主張をメインにした記事のことです。
実績や数字を具体的に使うことによって、E-A-Tを強調でき、効果的に集客性のある記事を作ることができます。
タイトルを工夫する方法6選
工夫①:具体的な数字を入れる
- ハワイで絶対食べたい人気のパンケーキ10選
- サーフィンが上手くなる5つのポイント【サーフィン入門】
数字を入れることによって、より読者の注目を集めるタイトルにすることができます。
タイトルに数字を入れる。例えば「サーフィンが上手くなる5つのポイント」とあれば、記事を読む前に「サーフィンのコツを5つ紹介してくれるのだな」と記事を開く前に読者は想像してくれます。
人は、漠然とした情報にあまり興味を持たないので、しっかり具体的な数字を入れると興味を持ってくれます。
工夫②:実績を入れる
- 【Webエンジニアが教える】プログラミングスクール5選
- 【ブログ歴5年】月収10万円に到達するまでの道のり【初心者でも稼げる】
実績をタイトルに組み込むのは、非常に有効的なやり方です。
実績は、信頼性や専門性、権威性といったE-A-Tを簡単に付与できるので、実績をお持ちの方は、積極的に使っていきましょう。しかし、過度に使うとクドイですし、節度を意識することも大切です。
工夫③:カッコを使う
- Webデザイナーが教えるイラストレーターの10個の使い方【簡単テク】
- 「波照間島」に行くなら、立ち寄りたい人気のスポット8選
カッコを使うことで、タイトルの伝えたい部分を強調することができます。
文字が連続して並ぶと見づらい時があるので、その時にレイアウトをよくするために使ったりもできます。しかし、多用すると検索結果の文字数がオーバーして、クリック率が下がってしまう場合もあるので、バランスよく使いましょう。
工夫④:読者へ呼びかける
- 初めてでも安心!ワードプレスでブログを立ち上げる方法
- 【収益が伸びない方へ】ブログで稼ぐコツ10個の方法を教えます
読者へ呼びかけるタイプのタイトルは、特に決まったペルソナが確定していると効果的です。
→「初めてでも安心!」
→「収益が伸びない方へ」
工夫⑤:少し煽る
- プロの中では常識!ファイナルカットのショートカットキー【常用確定】
- 【今更聞けない】確定申告に便利なツール3選
少し煽るようなタイトルを付けると、顕在ニーズが刺激され効果的な記事タイトルにすることができます。
記事タイトルだけだと、固くつまらない場合は、この「少し煽る」という工夫は相性がいいので使ってみましょう。
工夫⑥:まとめる
- 人気なワードプレステーマのまとめ【ブロガー必見】
- 沖縄のおすすめビーチ10選【シュノーケリングも出来る】
まとめは、ブログ記事の鉄板なので、ガンガン使っていきましょう。
検索エンジンでも、「〇〇 まとめ」はよく検索される関連キーワードです。さらにブログ内でバラバラになっている個別記事をひとつの記事にまとめるというのも常套手段のひとつです。
Next Tips
キーワードプランナーを使う
タイトルキーワードを探すのに「キーワードプランナー」を使うのは、とても効率的です。
メインキーワード(今回の場合:ブログ 記事 タイトル)を打ち込んで入力すれば、それに関連するキーワードも提示してくれます。
さらに、検索ボリュームや競合性もわかるので、キーワード選定には必須ツールです。
fa-arrow-circle-right関連記事キーワードプランナーの始め方【Google広告に登録する手順を解説します】
キーワードを先に選定するパターン
ブログ記事を書くまえに、キーワードの需要を調べて整理してから記事制作を行う、マーケットインなキーワード選定方法もあります。
これはサジェストツールなどで、関連キーワードを読み取り、キーワードプランナーでキーワードの情報を可視化させます。あとはお好みでスプレッドシートなどでまとめておくと記事のディレクションができるので、おすすめです。
fa-arrow-circle-right関連記事キーワードプランナーと「関連キーワード取得ツール」を使ったキーワードの選び方【スプレッドシートでキーワード管理】
検索意図を4種類の検索クエリに分類する
検索クエリとは、検索意図のキーワード群を言います。「Do・Know・Go・Buy」4種類に分けられます。
クエリの種類 | クエリの特徴 |
---|---|
Doクエリ | アクション(行動、購入)したい |
Knowクエリ | 情報を知りたい。悩みや問題を解決する方法を知りたい |
Goクエリ | 特定のサイトや特定の場所に行きたい |
Buyクエリ | 購入したい |
キーワード選定をおこなってから、記事制作する方は、検索クエリも選定方法に入れておくと、キーワードの区分がしやすいのでおすすめです。
fa-arrow-circle-right関連記事4種類の検索クエリ(Do・Know・Go・Buy)を知って検索意図を掴もう!
記事の効果測定を行う検索順位チェックツール
キーワード選定した記事の検索順位を把握しておくのは大事なことです。
ランクトラッカーやGRCなどの検索順位チェックツールを使えば、日々のキーワードの順位をチェックできるので、キーワードが適正的だったのか効果測定を行えます。
fa-arrow-circle-right関連記事ランクトラッカーとは|特徴や機能、料金や導入手順を解説【高機能な検索順位チェックツールを使いこなそう】
まとめ
SEO流入をメインにしているんであれば、記事タイトルにしっかりしたキーワード選定を行うのはとても大事です。
今回、紹介したキーワード選定や検索意図をしっかり汲み取り、ニーズに沿った記事タイトルをつけていけば、おのずと検索流入も多くなり、アクセス数も上がっていくと思います。